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~キャンプ場 その8~

正志は恵美子に肩を揺すられて目が覚めた。
「あなた、もう起きたら? あなたが一番最後よ」

昨夜、ベッド脇で静かに声を掛けてきた妻の行動が思い起こされる。
恵美子は正志に顔を向けてはいるが、その視線は正志と交わることはない。

その妻の機微を見逃さなかった正志は、昨夜の情事が本当に起こった事だと実感して暗い気持ちになった。

「ふ~ いま何時?」
正志は軽く伸びをして、よく寝たふうを装う。

「もう8時よ。川野さんが、運転疲れがあるからもう少し寝かせとけばって・・・・・・ でも川野さんが朝食を準備してくれているから」

恵美子の口から発せられる川野さんという言葉に、正志は苛立ちを覚えたが、平静を装い気怠い体を起こす。

外からは、子供達のはしゃぎ回る声と、それを追いかけている梨花の軽やかな声が聞こえる。

正志が寝不足の体を引きずって恵美子に続いて外に出ると、沈んでゆく気持ちを真夏の鮮やかな緑が出迎え、高原の清らかな風が妻の情事の記憶を洗い流してくれるような気がした。

コテージ外のテーブル上には、すでに人数分のコップと3つの紙皿に乗った具材の違うサンドイッチが盛られていた。
清三が起き出した正志に気が付き顔を向けるが、恵美子と同じく正志の目を見ることはなかった。
「おう、よく寝れたか?」

清三の試すような質問に正志は怒りを覚え挨拶はしなかった。
その代わりに、誰に向けるでもなく「あ~」と気のない返事をして席に着いた。
 2016_01_24



~キャンプ場 その7~

静寂に包まれたキャンプ場に広がる暗闇の遠くで、名前の分からない鳥の悲しそうな鳴き声が上がる。
正志たちのコテージ近くから聞こえていた、キャンプファイヤーを囲む若者たちの声はその余韻すら掻き消えていた。

寝苦しい暑さに思われたコテージ内だったが、高原の朝が近いせいか少しばかりひんやりとしている。
正志の隣のベッドでは、妻の恵美子がいつの間にか軽いいびきをかいていた。
清三は行為が終わると、暫く恵美子と話をし、1人でソファーに移動し横になっている。

コテージ内で目が覚めているのは正志だけであった。
正志は、妻の不貞行為を目の当たりにしても驚くほどに冷静でいた。

それどころか、隣のベッドでの行為がクライマクスを迎える頃には、自身の一物を直接握り、妻の喘ぎ声と清三の荒い鼻息に合わせて強くストロークを繰り返た。

そして、妻の絶頂を告げる悲鳴にも似たひときわ大きな嗚咽の瞬間に射精して、異常な興奮の中でマスターベーションに至った自分を恥じたのだった。

しかし、親友であり上司の清三が妻の恵美子にのしかかり、妻の名前を連呼して激しく腰を打ちつけている状況を思い出すと、恥じ入る気持ちとは裏腹に射精を終えた一物が硬さを取り戻すのがわかった。

―――自分は何に興奮しているんだ!?
正志は、自分の体を熱く包んだ興奮に戸惑いつつ、目覚めてからの対応を考えているうちに意識がゆっくりと遠のいていった。
テーマ : 寝取り・寝取られ・NTR    ジャンル : アダルト
 2016_01_03




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