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~キャンプ場 その9~

川野梨花には子供がいない。
親友の恵美子には出来にくい体質の話をしていたが、その実体質だけの話ではなかった。

夫の清三とここ数年、夫婦の営みがなかったのだ。
きっかけは清三の浮気だった。

浮気の発覚以降、梨花は清三を拒み続けていた。
最近では清三も求めてこなくなっていた。

梨花は、筒井家の子供たちに挟まれる形で朝食の席に着き、自分はいつになったら
母親になれるのだろうと複雑な気持ちになった。

正面の席には眠そうな筒井正志が座っている。
梨花は子供たちにサンドイッチを取り分けながら、横目で正志の顔を見て1人で赤面した。

「梨花、どうしたの?」
その様子に恵美子が不思議そうに声を掛ける。

「え!? なんでもない。うん、なんでもない」
梨花は自分に言い聞かせるように返答するが、恵美子の顔も正面から見られないほどに
気恥しさを感じていた。

―――お盛んな夫婦!あんなにエッチな声を聞かされて、こっちが恥ずかしくなる・・・・・・

昨夜、梨花は筒井家の子供たちをロフトのベッドで寝かしつけていて、そのまま一緒に
眠ってしまっていた。洗面を済ませていないという意識からか、眠りはそう深くなかった。

夜中に目を覚まして体を起こそうとしたところ、下の方から男女の荒い息遣いが
聞こえてきた。
すぐに、男女のアレの声だと気が付き、疑う気持ちもなく筒井夫婦の営みだと思い込んだ。

梨花は起き出す事が出来なくなり洗面を諦めて目を閉じたのだったが、懸命に
抑えたくぐもった喘ぎ声やベッドの小刻みに軋む音が夫婦の営みを生々しく感じさせた。

男に渇いていた梨花は、目を閉じてすぐに下半身に熱いものを感じた。
下着の濡れ具合を確かめるために秘所に手をやったが、指先が自然とぬかるみを
捉えると、自分の意志とは関係なく埋没して抜き差しを繰り返した。

梨花は枕に顔を埋めて喘ぎ声を抑えながら、夫のものではなく正志の男根を想像して
何度も昇りつめたのだった。

梨花は正面の席に座る正志の顔をちらりと盗み見る。
清三と昼食までの予定について話し合っている正志は、梨花の熱のこもった視線に
気が付かない。

梨花は、下腹部の深い部分に熱を帯びるのを感じた。
 2016_02_02




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