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~キャンプ場 その14~

キャンプ場での最後の食事。
コテージの外に設置されているテーブルを2家族が囲い、昼食のカレーを楽しんでいる。

「テレビでよく見る串刺しの魚・・・・・・食べたかったのに」
梨花が残念そうに正志を見る。その表情からは、若干の甘えたような表情が窺える。

「本当よ。期待していたのに」
恵美子も正志を見て、責任が夫1人にあるかのように強めの口調で責める。

「他の客も釣れなくて怒っていたよ」
見かねた清三が助け舟を出す。

「そうだな。帰りにあの事務所に苦情の一つでも言ってやるか」
「返金してくれるかもな」

男たちの言い訳をおかずに、食事が進んでゆく。
そんな中で、正志の足に何か柔らかいものが触れた。

体を背もたれに預けて、自分の足元に視線をやると、そこには素足の足が見え、その指先が膝の当たりに触れていた。

そう大きくないテーブルだが、偶然に足が当たるような狭さでもない。
視線を上げると、梨花が悪戯っぽい笑みを浮かべて正志に話しかける。

「お替りは?」
「お替り?まだ沢山残ってるけど・・・・・・」

恵美子が正志の皿を見て、梨花に向けて首をかしげる。
「お替りするかなって思って」

正志は「お替り」の隠れた意味に苦笑いを浮かべて
「じゃあ、もう少しだけ・・・・・・」
と股間を硬くしつつ返答するのだった。
 2016_10_25



~キャンプ場 その13~

子供たちの声に、恵美子は清三を押しのけてトイレから出ると、
コテージの入り口に素早く移動した。

「早いのね、もう遊ばないの? 楽しかった?」
「うん。僕はまだ遊びたいけど、香住が帰るって言うから......」

正彦は消化不良気味に答えた。
恵美子はトイレの方向を気にして振り向くが、清三がトイレの中から出てくる気配はない。

「何か飲む?」
「じゃあ、僕はオレンジジュース」
「香住はりんご」

子供たちの笑顔に、後ろめたい気持ちを覚えつつ「はい、はい」と言って頷く恵美子の口元を香住が凝視している。

「何?」
「ママの口から髪の毛が生えてる」

香住の視線に正彦の視線が加わり、恵美子は慌てて手の甲で口を拭う。
拭った方の手の甲を確認すると、1本の陰毛が付着していた。

「2人とも、コップを持ってきて」
恵美子は冷静に子供たちに声を掛け、手を振って陰毛を払う。

子供たちが、そろってコップを取りに行くと同時に、トイレから水洗の音が聞こえ、清三が何食わぬ顔で出てきた。

清三は、コテージの出入り口に立つ恵美子に対して意味深な視線を送るが、無言のままそばを通って外に出て行った。
 2016_10_19




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