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キャンプ? in car (9) ~キャンプ場 その4~


~キャンプ場 その4~

恵美子は、ベッドに入ってからも暫くは興奮が収まらなかった。
初めて夫を裏切った罪悪感や、それを上回る得体の知れない高揚感が体を包んでいる。

目を閉じれば、テーブルを片付けている音が聞こえ、清三を過剰に意識してしまう。
恵美子は、清三から背を向けてタオルケットを頭から被った。程なくして意識が薄れてゆく。
 
1時間か2時間か、暫くの後、恵美子は背中に密着する人の気配で目を覚ました。
室内は真っ暗で、まだ朝ではない事がわかる。

「あなた......」
背後に気怠く声を掛けるが返答はない。

背後から太い腕が伸びて、恵美子の首に巻き付いた。
恵美子は、その腕の感触で背後の気配が夫ではないことが瞬時にわかる。
ソファーに顔を向けるが、暗闇ではそこで寝ているはずの清三の輪郭すら確認できない。

恵美子はうなじにキスをされた。
「いや、止めて」

周囲を気にして小声で背後に声を掛けるが、返答はなくうなじへのキスが激しくなる。
「ダメ...... みんなが起きたら......」

「ソファーの寝心地が思ったより悪くて、目が覚めちゃった。それにベッドを間違えちゃったよ」
清三の声には、少年を思わせる甘えたトーンが含まれている。

恵美子は、体をよじって清三の方へ体を向けた。
清三の腕は首に巻かれたままで、2人は恋人の様に見つめ合う形となった。

恵美子は清三の目を見つめて、駄々をこねる子供を諭すように
「川野さん、ダメですよ。こんな事が分かったら全てが終わりです」
と落ち着いて喋りかける。

「大丈夫。一応みんながよく寝ているか確認したから。妻も筒井もよく寝てる」
清三に悪びれた様子はない。
恵美子は、確信犯だと思った。しかし、不思議とそれ以上は抵抗する気持ちがなくなり、どちらかともなく深いキスを交わした。

木の匂いの香るコテージ内には、生臭い蒸れた空気が漂い始めている。
タオルケットの中で8本の腕や足が、休むことなく汗だくで絡み合っていた。

周りを気にして、どちらも露出している上衣は脱いでいない。
しかし、お互いの下衣は下着を含めて足首までずり下がっていた。

ベッドが軋む音と、恵美子の喘ぎ声が小さく響いている。
恵美子のシャツを捲り上げて乳房を貪っていた清三が顔を上げ恵美子を見つめる。

恵美子は紅潮した顔で清三の視線を受け止めるとゆっくりと頷く。
「恵美ちゃん、そろそろ......」
「はい......」

恵美子の脳裏に、家族と親友の笑顔が浮かぶ。
しかし、次の瞬間、下半身から脳天に快感が突き抜け、脳裏の映像は一瞬で消え去ってしまった。

恵美子は、必死に清三の肩にしがみつく。
清三はすぐにピストン運動を開始した。力強くリズムカルで的確に恵美子の急所を突く。
清三のペニスは時に深く突き刺さり、恵美子が気をやりそうになると浅く円を描くようにいやらしいリズムに変わる。

「恵美ちゃんの中、やっと入れた......蕩けそうだ」
「いゃ、そんないやらしい言い方、うっ、いいっん~」

2人はタオルケットを頭から被り、歓喜の咽び声をお互いの口で塞ぎながら情熱的ではあるものの静かに肌を合わせる。
ゆっくりと時間の流れてる避暑地のキャンプ場の夜、快感に飲み込まれている2人は、隣のベッドの気配に気が付いていない。
 2015_10_20


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