FC2ブログ

船上で寝取られて~その11~


客室近くの男性トイレに田中の姿はなかった。
周りに人がいない事を確認して、女性トイレを通路から覗いてみたが、やはり妻の気配は感じられなかった。

他に探す当てがなくメインデッキに上がってみた。
通路で深夜帯にもかかわらず何人かの乗客とすれ違った。

デッキから甲板へ出てみると生ぬるい潮風が頬を撫でた。
遠くの陸地には小さくて淡い蛍のような光が点在して見えた。

結局、甲板を一通り歩いてみたが田中と妻の姿は見当たらなかった。
焦燥感からか喉が渇いていた。

甲板からメインデッキの中央階段まで戻ると、スマホを取り出して画面を確認した。
妻からの連絡はなく、僕は無料通話アプリを立ち上げた。
 
しかし、妻に対してメッセージを送ることを躊躇した。
今現在、妻と田中が船内の何処で何をしているのかを、どうしてもこの目で確認したいという気持ちが強く
湧き立ち、もう少しだけ探してみることに決めた。

その前に一旦客室に戻ってみたのだが、渡辺君のイビキが聞こえるばかりで妻と田中の姿はなかった。
通路に出て、2人が行きそうな場所を冷静に考えてみる。

焦燥感に駆られて落ち着かない現状を自分なりに意識して、ゆっくりと心を落ち着かせる。
場所ではなくて、2人が何をするのかを考えた。

認めたくはなかったが、やはり妻は僕に隠れて田中とセックスをするつもりなのだと認めざるを得ない
状況だと理解した。
そして、ふと人目につかないのではと思われる場所が頭に浮かんだ。


中央階段を下へ降り、うっすらと誘導灯が光る通路を抜けた。
通路の先に扉はなく、入口には腰の高さにチェーンが渡されていた。

そのチェーンの中央には白色が黄ばんだプラスチックのプレートが掛けられていて

―――夜間、立入り禁止 車庫内は大変危険ですので、お車に御用の方は
お近くの職員に声をお掛け下さい―――

と太字で黒い文字が刻まれていた。

僕は焦る気持ちを抑えて息を整えた。
そして体を低くして車庫内に入った。

車庫内は誘導灯の明かりのみで薄暗く人の気配はなかった。
通路近くの端の方に二輪車がまとまって駐車されていて、その中に僕らのオートバイも確認できた。

車庫の中央までは、ほぼぎっしりと普通車が駐車されていて、その先に大型のトラックが駐車されていた。
僕は、自然とそのトラックが駐車されている方に静かに足を向けた。

腰を低くして乗用車の影に隠れて進んでいく。
緊張と空調が効いたデッキから蒸し暑い車庫に降りたせいで、体中から汗が噴き出した。

車庫内は低い機械音が反響していて僕の足音は掻き消えていた。
静かに普通車の影から影へ身を潜めて進む。

トラックの列まであと少しの所で、微かだが人の気配を感じた。
耳を澄ませば、機械音に混ざって人の息遣いのようなものが聞こえた。

目的の2人のいるその場所に近いことが分かった僕は、鉄板の床に這いつくばった。
ゆっくりとトラックの駐車位置に体を進める。

聞こえてくる息遣いが大きくなり、それが男と女のものであることが分かった。
前方には人影は見えなかった。

トラックの荷台の位置に当たる床面からゆっくりと顔を横に向けると、僕の目に肌色の蠢く物体が飛び込んできた。
それは、トラック2台分を挟んだ床面にあって、僕が想像していた以上の妻の痴態だった。


2人とも全裸で、寝ころんだ状態の田中の腰辺りに妻が跨っていた。
妻は背中を大きく反らせ、そのせいで強調されている腰のクビレに田中の手が添えられていた。

僕は慌てて後戻りし、タイヤの影に隠れた。隠れた位置からでも車高が高いトラックの底部を通して
2人の行為がよく見えた。

「うっ、うっ、う、あぁ、あぁ、うぁーん」
妻はタガが外れているかのように遠慮なく声を上げていた。

その下で田中が腰を激しく突き上げていた。
「絵理さん、最高だよ」

「あん、あっ、もっと、もっと一杯きて」
妻の腰に添えられていた田中の手が妻の胸に移動した。

妻が大きくのけ反る。
「うぁは~、気持ちいい・・・・・・ 駄目、気持ちいい、うっ、は~ん」

妻は体を前に倒した。それを田中が下から抱かかえた。どちらからともなく口を吸い合い長い接吻が続いた。
僕は体をタイヤ側に隠しつつ床面にうつ伏せの姿勢になって頭だけを2人の方向に出した。

そして、自然と硬い鉄板の床面に勃起した自身を擦り付けていた。
長い接吻の最中でも2人の腰の動きは貪欲に止まることはなかった。

「絵理さん、あんまり動くとイキそうだよ」
「駄目!ゴムしてないんだから絶対にダメ~」

頭がクラクラした。会ったばかりの年下の男に避妊をすることなく体を許して悦んでいる妻の姿は、今までの
幸せだった結婚生活の中で一度も見たことのない淫靡なものだった。

床面に自身を擦り付ける腰の動きに力が入った。

「ね~、あっ、あっ、あん・・・・・・ 上から突いて」
田中と妻が体を起こし上下を入れ替える。

体を起こしたちょっとした瞬間でも2人は自然と口を吸い合った。
2人は全身汗まみれで、短い限られた時間の中で純粋に快楽を追及しているかのようだった。

妻が仰向けに寝転がり、自ら両足を大きく開いて田中を迎え入れる姿勢を取った。
そこへ田中の体がするりと滑り込み、妻の両足が田中の腰に巻き付いた。

「はぅ、う~ん」
妻が僕の方に顔を向け、眉間にしわを寄せる。何年も連れ添った妻なのだが、なんて悩ましくて
色っぽい顔をするのかと自身の股間が大きく脈打った。

「絵理さん、どう? 気持ちいい」
「うん・・・・・・ 気持ちいい、最高よ~、あん、あっ、あっ」
田中のピストン運動に連動して、妻の腰がゆっくりと動き出した。

「ねえ、一緒に北海道を走ろうよ」
「あ、あっ、あん、ダメよ、あの人に聞いてみないと、は、は、うう~ん」

「じゃあ、聞いてみて。絵理さんは僕と一緒がいいだろ。もっと気持ちよくさせるから」
「もっと? うっ、はっ、はん、深い・・・・・・」

「そう、もっと。相性いいと思うよ。絵理さんもそうは思わない」
田中がピストンに強弱をつけた。浅く深く、浅く、浅く、そして深く。

田中のピストンが深いところで妻が嬌声を上げた。
「いい、それイイ、ダメ、だめ~」

「どう?一緒に走ろうよ、駄目かな?」
田中が妻の右胸に顔を寄せて、今も張りを失っていない白い乳房にしゃぶりつく。

妻の体が一瞬痙攣した。
「は、は、はん。っう、ぁ~ん、でも・・・・・・あの人に絶対に話さないでよ・・・・・・」

「当たり前だよ。大丈夫、僕は口が堅いし絶対にバレないようにする。こうやって気持ちよく!」
田中の打ち込みが激しくなった。

妻の両足が田中の腰に巻き付き、だらりと床面に投げ出していた両腕を逞しい若者の背中に回した。
「ひぃん、あ、あ、あ、あ、あ、駄目、駄目、ダメ、あん、あん、あん」

「どう、気持ちいいでしょ。最近は旦那さんとここまでやるの?」
「駄目、あの人の事は言わないで・・・・・・ 夫婦を長くやっていると淡白になるのよ」

「絵理さんは満足していないよね、エロいから」
田中が妻の鎖骨に舌を這わせる。

「うっ、エロい?」
「エロい、エロい」
妻の表情がいやらしく緩んだ。

「そうよ・・・・・・エロいのよ、満足していないは。うっ、う、う、うっ、は~ん~そこイイ~」
「じゃあ、一緒に」

「いいわ、一緒に走りましょ」
「やった~、じゃあ本気でセックスね」
田中が妻の両足を抱えた。

「は~ん、あ、あ、あ、あ、あ、あ~ん、くる、クル、いきそう」
妻の声のトーンが変わった。

田中の下で組み敷かれている妻の体が大きく跳ね、
「駄目、いく、いく、いく、うっ・・・・・・ イクっ~」
と痙攣した。

田中は妻の絶頂に合わせようとして、ピストンを強め妻の痙攣に続いて体を震わせた。
田中は妻の中で間違いなく射精したように見えた。

それなのに2人は体を離そうとはしない。
妻が田中という男を完全に受け入れた事が悔しかった。

妻と田中は下半身を密着させたまま暫く見つめ合って、お互いに小さく笑い合うと長いキスを交わした。
僕は2人の恋人のような雰囲気を覗き見ながら、興奮が最高潮に達してパンツの中で射精した。

そして、妻が不貞に耽る姿に興奮している自分の新たな性癖を自覚して、静かに客室へと戻ったのだった。
 2017_08_26


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


10  « 2017_11 »  12

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

現在の閲覧者数

現在の閲覧者数:

プロフィール

ヒデマル

Author:ヒデマル
はじめまして。
本業から脱落したい
サラリーマン(?歳)です。
性癖が合えば嬉しいですね~
★★★相互リンク、コメント大歓迎★★★

最新トラックバック

トータル来場者数

ブロマガ購読者向けメールフォーム

全記事表示リンク

検索フォーム

リンクはフリーです

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
アドレス:
本文:

ランキング




PAGE
TOP.